たまりば

日記/一般 日記/一般三鷹市 三鷹市

2008年09月07日

タツノコプロの世界

今日の八王子の空模様です。
タツノコプロの世界

八王子夢美術館で「タツノコプロの世界」にやっと行ってきました。
講演会は今日だけのイベントで、美術館ではなく駅前のスクエアビルで行われました。
ここはちょっとしたカルチャーセンターになってるんですね。
一番上の階まできたのは初めてです。

国分寺にあり、その昔電車から見えた、
中央線にゆかりのあるアニメーションスタジオ。
今はマンションが建ってしまって電車からその存在は確認できないけれど、
昔はホタルも飛んでいたと言う立地で、
スタジオに飛んで来たカブトムシがタイムボカンシリーズの「タイムメカブトン」と言う
ロボットとなったなんてエピソードなどを
笹川ひろし氏の講演会で聴いて参りました。

司会役と二人のおじさんが舞台のソファに座って話し始めた時は
ちょっとビジュアルに耐えられず大丈夫だろうかと思ってしまいした。
しかしその経験は、手塚治虫のアシスタントを経て、タツノコプロ創設者と
ともに築き上げた実に魅力的なものであることは間違いありませんでした。

最近はアニメの映画でも、作品によっては白髪まじりの方が
客席で熱心にスクリーンを見つめる光景も当たり前になってきました。
今日は私の前に居たのは、やはり私より年配と思われる
ほっそりした一見アニメファンには見えない
女性一人のお客さんでした。

虫プロでのエピソードでは皆さん神妙に聞いておられましたが
話がタツノコプロ作品に移ると
会場からは溜め息や笑い声も聞こえるようになり
私自身も覚えのある作品名を聞くたび
様々な思いが思い起こされ、最後には会場に一体感もにじみ
心地よい時間を共有できて良かったと思いました。

ところで、私の前にいた女性、
「キャシャーン」という作品の名前が出た途端に
「ヤッター」と感嘆の声を発しました。
それくらいお気に入りの作品を心に携えて来た人は多かったようで
講演時間の最後に設けられた質問時間には
自分の好きな作品についてエピソードを教えてほしいと言う内容が多かったです。

そう、私も思ったのよ、
タイムボカンシリーズが話題になったとき
「逆転イッパツマン」を言わずに、人気の出なかった「きらめきマン」の名前が挙がったとき
少なからず、うっすらと会場に動揺の空気が流れたこと。
だって、皆「逆転イッパツマン」が次に来るだろうと思ったのに
つい最近でそれも売れなかったとなれば、知らない作品なんですもの。
質問の時間にわざわざ「逆転イッパツマン」を聞いたあなた、会場のヒーローでしたよ。


  • 同じカテゴリー(八王子)の記事画像
    みなみ野はケーキ天国
    同じカテゴリー(八王子)の記事
     みなみ野はケーキ天国 (2008-09-28 19:01)

    Posted by りりぃ at 18:57│Comments(2)八王子
    この記事へのコメント
    ステキな講演会に行かれたんですね~♪

    ジブリだけじゃないんですよね(*^^)v
    Posted by saitosaisaitosai at 2008年09月07日 19:51
    saitosaiさん、こんばんは〜

    暑いので、涼しさを求めてイベントへ出かけてます。

    CGが多い現在と違って、手作りのアニメーション現場は苦労話が
    今では楽しい経験談になってました。

    この週末、実は昨日も漫画家さんの講演会も行って来たんです。
    こちらは転職相談会が会場でしたので緊張のほぐれない会場でした。
    Posted by りりぃりりぃ at 2008年09月07日 21:05
    ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
    削除
    タツノコプロの世界
      コメント(2)